新宿ー上高地“さわやか信州号”「スタンダードカーとグリーンカーどちらがおすすめ？」=スタンダード２席が最高。２席確保の確率を上げるには？
新宿から上高地に行くにあたり、今回利用したのがアルピコ交通による運行の直通バス、“さわやか信州号”。
“さわやか信州号”にはスタンダードシートとグリーンカーの２種運行があるのですが、初めての利用にあたり、ホームページにも詳細の写真が見当たらず、どちらを選ぶのが良いのか迷ってしまいました。
迷った結果、今回は往路をスタンダードシートにて、復路はグリーンカーを利用してみました。
今後夏を迎えるにあたり、同じように迷われる方もいらっしゃると思うので、参考になさってください。
“さわやか信州号”スタンダードカーとグリーンカーどちらがおすすめ？の結論は：
スタンダードカー２席使い！！
まずは、スタンダードシートのご紹介。
ちなみにアルピコ交通のホームページを見るかぎりでは、“スタンダードシート”と“グリーンカー”という表記を使っていますが、バス１台の中にスタンダード席とグリーン席が混在しているわけではなく、それぞれ別のバスなので、“スタンダードカー”と“グリーンカー”があると思ってください。
わかりやすくする為以下の表記は“スタンダードカー”とします。
スタンダードカーは座席配列２－２の、その名のとおり一般的な都市間バスです。
スタンダードカーでも、それぞれの座席にコンセントがあるのが嬉しい！
一方のグリーンカーはというと、３列独立シートなので、１席あたりの幅はスタンダードカーより広くなっています。
新幹線のグリーン車の、足元が狭くなったくらいだと言えばなんとなくシートの想像がつきますでしょうか。
３列独立ですし、幅が広いので絶対的にグリーンカーの方が快適なのだろう・・・と思ったのですが、そう、上述のとおり、足元はそこまで広くはないのです。
ブレているし見づらいのですが、この写真の右下に写るグレーが、前席の背もたれ裏面です。
今回私は大きなザックに貴重品やら飲み物やら着替えやら、とにかくすべての荷物を詰め込んでしまい、行動用の小さめのバッグを持っていなかった関係で、トランクに預けずにバスの車内に大きいザックごと持ち込むことになってしまいました。
自業自得なのですが、その結果、足元のスペースがほぼザックで埋まってしまい、キュキュッとコンパクトに足をおさめざるを得なかったのでした・・・。
くらべて、行きのスタンダードカーはバスの座席に余裕があり、２席並びで使うことが可能でした。
そうすると、自分の身体だけで１席分まるっと。
お隣のもう１席の足元にザックを置き、席にはちょっとつまみたいお菓子やドリンクなどをぽんと置いておくことも可能で、非常に快適に過ごすことができたのでした。
さて、ではスタンダードカーで２席並びで使う場合なのですが、「隣に人が来るかどうか（予約が入っているかどうか）わからない」というご心配があると思います。
確実に２席使わせていただくには、当然２席分のお支払いを・・・となるのですが、予約後に２席確保の確率を上げる方法があります。
それが、支払いをオンラインでのクレジット決済にすること。
支払い方法はコンビニや当日支払いなど複数の選択肢から選べるのですが、オンラインでのクレジット決済にすると、決済後に席番号を自由に選べるのです。
自分が乗るバスの予約済み／空き席が、シートマップで見ることが出来、空いている席の番号を自分で選択・変更が可能です。
この席番号の変更に回数制限はありません。
つまり、予約＆決済後、シートマップで隣に人がいない座席番号の指定をすればいい・・・ということです。
今回の私の予約の流れはこうです。
１．隣が男性だと落ち着かないので、まずは女性専用席で予約＆オンライン決済
↓
２．出発（このときは朝発バスを利用）前日の夜２３時頃に、シートマップをチェック。女性専用席ではないのですが、２席並びで空いている席があったので、そちらへ変更。
↓
３．当日はそのまま隣に人は来ず、２席並びで利用できた！
という感じ。
最後の一晩でドドッと予約が入ってしまったらアウトなのですが、この時はまだほかにも並び席が空いていたりしたので、おそらく大丈夫！という読みのもとで座席変更に踏み切りました。
混雑期にはなかなか運まかせでは難しい可能性が高く、その場合はやはりグリーンカーという選択肢になるとは思うですが、平日やまだ上高地ハイシーズン前後であれば、こスタンダード２席は是非お試しいただきたいところです。
ちなみに往路も復路も、談合坂と諏訪湖SAで20分ずつ休憩があり、急げばお土産も買えます。
上高地へバスでおでかけの際は、アルピコ交通“さわやか信州号”を是非快適にご利用くださいませ。（・・・まわしもの？）
