【愛媛・道後温泉】道後グランドホテル宿泊記
愛媛県は道後温泉の【道後グランドホテル】に泊まった時の記録です。
道後グランドホテル
道後グランドホテルは、愛媛県松山市の道後温泉にあるホテルです。
全62室という小さくはなく、でも大きすぎず・・・のホテルで、団体旅行などに使われることも多いようす。
夏目漱石による「坊っちゃん」で有名な道後温泉本館までは、徒歩で5分もかからない位置にあります。
お部屋について
お部屋は全館和室です。先述のとおり、全62室。
禁煙ルームはないようです。
障子の奥に、テーブル・イスと、洗面台もこちらにあります。
浴衣・タオル類。
大浴場にはタオルはないので、お風呂に行く時はお部屋からタオルを持っていく必要があります。
おもしろかったのが、お手洗い。
これぜったい、以前は和式だったよね・・・?
とくに老舗の旅館などだと、改装にはすごくお金がかかるので渋るところも多く、でもやるとなったらフルに変えてしまおう!というところが多いのですが・・・
この「洋式の便座を上からハメ込みました」という雰囲気の改装は初めて見ました。
この理想と現実の狭間・・・みたいな感じ、嫌いじゃないです(笑)
大浴場
続いて、大浴場。
大浴場・露天風呂ともに、男性・女性各1か所です。
入れ替えなどは行っていないようです。
脱衣所も、浴室内も、やはり団体客の受け入れが多いのか、大人数でも対応できるようになっているのが印象的でした。
これだけの数があれば、混雑時に大浴場に来ても「洗い場待ち」ということにはそうそうならなそうです。
お食事について
道後グランドホテルのお食事は、バイキングではなく、夕食・朝食ともに和食です。
宿泊日の夕食がこちら。
お肉・お魚ともに楽しめます。
右上に出ている鯛の兜煮が美味しかった・・・!
こちらは別注のお刺身の盛り合わせ。
1枚目の写真にも出ているのですが、もとの和食会席にもお刺身は出るのですが、3種類ほどで一口ずつ、という感じです。
ちょっとお酒をいただきながら・・・というには酒の肴になるお料理は多くないので、お酒をいただく方は別注料理を頼んでも良いかもしれません。
なお、夕食にこのあと出てきた愛媛名物「鯛めし」は、写真を撮るのを失念しました。
・・・。
美味しかった記憶はあります。
そして、翌日の朝食。
湯豆腐などの他、愛媛名物の「じゃこてん」があり、自分でさっと炙っていただくスタイル。
朝はあまりおなかがすかないので、そう多くは食べられないのですが、じゃこてんは炙っているのを見ているうちになんとなく食欲がそそられてくるという・・・。
こちらも朝食に出てきた、お味噌汁。
中に入っているのは、「松山あげ」というこれも愛媛名物の油揚げです。
通常の油揚げよりもサクッ&もちっとした食感です。
近隣観光・道後温泉街について
ご紹介するにも「言わずもがな」感が強いのですが・・・
「道後グランドホテル」は、その名の通り道後温泉街にあります。
先にも述べましたが、「坊っちゃん」で有名な道後温泉本館までも歩いてすぐです。
(こちらは実際に1日に何度か走るので、時間によってはこの場に車体がないこともあります!)
カラクリ時計
上に挙げ場所は、すべて道後温泉街にあります。
もともと道後温泉街自体はすごく大きい観光地というわけではないので、コンパクトに徒歩で楽しめるのもとても良いです。
また、道後温泉街はとにかく商店街がとてもにぎわっていて、歴史とモダンさ、どちらも持ち合わせている活気のある場所です。
私個人、いろいろな温泉地を訪れてはいますが、温泉地にある商店街でこんなにも夜遅くまで営業しているところは道後温泉くらいしかないように思います。(だいたいの温泉地の商店街は17~18時位には閉まりますが、道後温泉はプラス2~3時間はやっていますね。)
飛行機でしたら松山空港からバスで約50分と、ターミナルとなる駅・空港からのアクセスが比較的簡単なことも魅力です。
(ちなみに、東京方面からですと、新幹線の岡山駅で特急に乗り換えると松山駅まで行けます。)
2019年2月現在は、道後温泉本館については改修工事が始まっているはずなので、あの趣ある外観を楽しむことは出来ないようなのですが、入浴自体はできるようなので、また愛媛・松山観光の際には、道後温泉を訪れたいと考えています。