日本三奇橋 祖谷のかずら橋に行った話(こわくて渡れなかったけどね)

少し前の話になるのですが、四国旅行の際に、初めて「かずら橋(かずらばし)」を訪れました。

かずら橋は、徳島県の祖谷(いや)川にかかる橋です。

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実は、「かずら橋」は観光地としても有名ですので名前だけは知っていたのですが、それがなぜ有名なのか、どういう橋なのか、というのは今回訪れるまで私は知りませんでした。(あまり興味もなかった・・・)

 

今回オベンキョウしたところ、「かずら」とは植物のつるやツタのことを指すようで、シラクチカズラなど、植物のつるを編んで橋をかけたので渡ってみんしゃい!ということのようです。

 

ちなみに中にワイヤーは入ってますので、植物の腐敗や劣化により落ちる心配はありません。

 

・・・が。

 

この「かずら橋」、いくらワイヤーが入っているとはいえ、そもそも橋が長い。ゆれる。きしむ。足元が抜けるような感じで、かなりスリルを感じる橋です。

 

タイトルにもある通り、高所恐怖症の私は橋を渡る直前まで行って、様子を見て、渡ることを諦めました。

ですので、並列するかたちでかけられている超安全なコンクリ製の橋から写真を撮りました。

 

まず、私が行けたギリギリライン、橋を渡る直前はこのような感じ。f:id:ametsuchi-gohan:20190111182555j:plain

 

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橋の足元が、比較的細めの木の板が連なる感じなので、その隙間から下の祖谷川が臨める・・・という。

これを見て私は諦めました。

 

超安全な橋からかずら橋を見たところ。

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渡っているかた達が、みんな両手で橋の欄干(らんかん=てすり)をつかんでいるのがおわかりいただけると思うのですが、そのくらい恐怖感があるということですね・・・。

皆さん足元をしっかり見ながら、そろり、そろりと一歩ずつ歩を進めていらっしゃる感じでした。

なお、かずら橋は基本一方通行ですので、反対方向から人が来てしまうということはないようです。

 

渡り切ったゴールはこちら。

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お疲れ様でした・・・

見ているこちらが疲労困憊。

 

かずら橋は、数年に1回架け替えがされているそうで、2018年に訪れた時は、比較的架け替えがされてすぐの頃だったようです。

ですので、以前にもかずら橋を訪れたことがある方は、「前より揺れが少なく、しっかりしてる!」とおっしゃってました。

以前はおそらく架けてから少し時間が経っていたのかな~、と。

 

さて、「かずら橋」は実は1か所ではなく、祖谷川に複数(現在は2本?)かかっていますが、上記の写真は「祖谷のかずら橋」です。

(もうひとつは、「奥祖谷二重かずら橋」)

 

祖谷のかずら橋からは、徒歩1分もかからないところに、「琵琶(びわ)の滝」という滝もあります。

なにか特徴が?と言われたらどう答えたらいいのかわからないのですが、なぜか見ていて気持ちの良い落ち着く滝でしたので、せっかく祖谷のかずら橋を訪れたのであれば、ぜひ見てみてください。(なんせ1分ですし) 

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 日本三奇橋にかぞえられる「かずら橋」。

 

私は橋は渡れませんでしたが、名前だけを知っていた時よりも、実際にその場を訪れた方がずっとずっとおもしろいところでした。

次に行く事があれば、渡れるかどうかチャレンジしてみたい気もしなくもない・・・。

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